カタログの活用法

PDFを超えるWebカタログ活用のすすめ

PDFを超えるWebカタログ活用のすすめ

近年、紙のカタログやパンフレットをWeb上でも公開する企業が増えました。
PDFをそのまま公開している企業もあれば、Webカタログで公開している企業もあります。

「PDFでもWebカタログでも同じ」と思っていませんか?
そんなことはありません。Webカタログには、PDFよりも優れた機能がたくさんあります。
この記事では、WebカタログをPDF・紙カタログと比較しながら、Webカタログの活用をおすすめする理由をご紹介していきます。

WebカタログがPDFよりも優れている点 5選

デジタル化に伴いWebカタログ制作ツールも増え、今では誰でも簡単にPDFからWebカタログを作成することができます。
PDFにはできないこともWebカタログであればできることが多く、紙のカタログと併用することを考えた時、Webカタログの方がたくさんのメリットがあります。
まずは、PDFとWebカタログの比較です。PDFと異なる部分を見ていきましょう。

ページめくりが紙に近い

PDFは単ページまたは見開きページを縦にスクロールしていくだけですが、Webカタログは紙と同じようにページをペラペラとめくることができます。

めくってみる

リッチコンテンツ化が簡単にできる

PDFは主に文字と画像のみであるのに対し、WebカタログはURLや動画、音声などを簡単に埋め込むことができます。
Webカタログでは特に必要なソフトはなく、Web上で埋め込み、再生をすることが可能です。

リッチコンテンツ化

ビューアの機能が豊富

Webカタログでは、ただ閲覧するだけになってしまうPDFとは異なり、メモを書いたり、しおりを付けたりすることが可能です。

他にも、PDFダウンロードボタンや印刷ボタンの付け外しができ、二次利用の制限をかけることもできます。

管理がしやすい

PDFの場合、元の場所(デスクトップなど)から管理用のフォルダにアップロードし、URLをサーバーに貼り付ける必要があります。しかし、Webカタログであれば、制作から配信までを全てWeb上で完結できます。
元データがバラバラになることもなく、どこに保存したか忘れてしまった…なんてこともありません。

アクセス解析が可能

Webカタログなら、滞在時間や動画の再生、どのページが何回閲覧されているかなどの情報を確認することが可能です。
どの部分がよく拡大されているかを確認できるヒートマップ機能もあります。

お客様の興味がある製品傾向をリアルタイムで知ることができるため、これらの情報をカタログのブラッシュアップに活用したり、マーケティングに活用したりすることもできます。

解析

紙カタログとWebカタログを併用するメリット

ここまではPDFとWebカタログを比較してきました。

続いて、紙カタログとWebカタログを比較していきます。
紙のカタログとWebのカタログには、どちらもメリットとデメリットがあります。

例えば、紙のカタログは

メリット

・手元にあればさっと取り出してパラパラとめくれる
・色調や素材などの再現性が高い

デメリット

・ページ数が多いものは重く持ち運びに向いていない
・改訂するたびに刷り直しが必要なため、何度も修正できない

一方で、Webのカタログは

デメリット

・ネット環境が必要
・紙に比べ商品の質感が伝わりにくい

ココがポイント

・持ち運ぶ必要がなく、インターネットを通じてより多くの人に見てもらいやすい
・ページの差し替えが可能なため、修正を入れやすい

PDFと比較した際は、
「PDFはできないが、Webカタログならできる」ことが多く挙げられましたが、
紙カタログとWebカタログは
「どちらかはできないが、どちらかならできる」ことが多いです。

どちらか一方ではできないことも、併用すればお互いに補い合えます。
ここからは、紙カタログとWebカタログを併用するメリットをお伝えします。

メリット①お客様へ最新の情報を提供できる

先述した通り、紙カタログは改訂すると刷り直しになってしまうため、修正したい箇所があってもなかなか反映させることができません。そのため、改訂は多くても年に1~2回程度という企業が多いのではないでしょうか。

そんな時、Webカタログがあれば、該当のページのみを修正し、差し替えることが可能です。

紙カタログはそのままでも、Webカタログのデータを更新することで、お客様へは即座に最新の情報を届けられます。
URLの変更もありません。

メリット②製品情報・魅力を効果的に伝えられる

紙カタログは色や素材の質感などを再現しやすく、魅力的に伝えられる一方、製品によっては使い方、動かし方などが伝わりにくい場合もあります。

その点Webカタログは、動画を埋め込むことができるので、製品の使い方や動かし方、画像だけでは表現できなかった性能までも見せることができます。

紙面上に動画サイトへつながるQRコードを配置するのも良いですが、スマホを取り出して読み取る、といったひと手間が増えてしまいます。Webカタログであれば、ボタンをひとつクリックするだけで動画を再生することが可能です。

紙とWebの「どちらか」では自社製品の情報・魅力を最大限に引き出すことが難しい場合、「どちらも」という選択をしてみてください。

お客様に製品の何を見せたいかによって使い分けると、より効果的にカタログを運用していくことができます。

メリット③閲覧者が地域から全国へ

例えば、地方で配布しているカタログがあるとします。部数を確認すれば、そのカタログをどれくらいの人が閲覧したかは大体わかります。
しかし、いつ何回閲覧されているのかまでは確認できず、何より配布場所から近い人にしか届けることができません。

カタログより地方誌で考えるとわかりやすいかもしれません。

地方のとある駅に置いてある雑誌を、全国の人が閲覧するかと聞かれたら、答えはNOです。観光地でもない限り、全国の人に手に取ってもらうことはなかなか難しいのではないでしょうか。

その点、Webカタログであれば、ネットさえつながっていれば、どこにでも届けることが可能です。地元には紙で配布し、紙を届けることが難しい地域にはWebで配信することで、全国の人が閲覧できるようになります。
さらに、Webカタログであればアクセス解析も可能なため、どこの地域の人が何回閲覧しているかも確認することができます。
紙カタログと一緒にWebカタログも活用することで、より多くの人へ情報を届けることが可能です。

地域から全国へ

まとめ

Webカタログには、PDFや紙カタログにはできない多くの機能があります。
この記事では比較・併用した時のメリットをご紹介しましたが、この他にもWebカタログならではの機能やメリットがありますので、ご興味を持たれた方はぜひこちらの記事もご覧ください。

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  • この記事を書いた人

タクトシステム制作チーム

カタログ制作が得意なDTPオペレーター・デザイナーです。企業の販促担当様に向けたノウハウを発信しています。

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