カタログの活用法

紙のカタログの必要性は果たしてあるのか?紙と電子それぞれのメリットを解説

紙のカタログの必要性はあるのか?サムネイル

優秀なカタログは24時間働いてくれる頼もしい仲間。
実際、弊社でカタログ制作をご依頼いただいたお客様からは、「(カタログが)若手社員の営業活動をより上手くサポートしてくれる大事な営業ツールになる」などのお声を頂き、まだまだカタログの必要性を感じています。

顧客の机に常駐して、何の気なしにパラパラとめくったとき、新たな発見を与えてくれる紙のカタログに、迅速に欲しい情報にリーチできるデジタルカタログ。それぞれの利点が分かっていれば営業のチャンスはさらに広がります。

本記事では、カタログの必要性や効果・メリットについて詳しく解説します。カタログの必要性について悩んでいる方はぜひお読みください。

カタログの必要性とは?なぜカタログを使うべきなのか

店先のカタログが気になってふと手に取った経験はないでしょうか。知らないうちにブランドイメージやポリシーまでが自然と理解できてくる。めくりながら複数のページを何度も見比べて、手に入れた後のイメージや、業務を解決してくれるヒントが浮かんでくる。正しく作られたカタログは、誰よりも製品・サービスをアピールするのです。

カタログは営業活動に必要不可欠なものです。
製品やサービスなどの情報を一覧できるカタログがあることで迷わず、手間をかけずに情報を得られます。

なお、紙のカタログに加えて今はデジタルカタログという選択肢もあり、お客様の状況・希望に応じて上手く活用することで営業活動に役立てることができるでしょう。

紙とデジタル、それぞれのカタログの効果・メリット

デジタルカタログの必要性のイラスト

カタログを読者に届けるには、紙とデジタルという2種類の方法があります。

紙カタログ、デジタルカタログには、それぞれにどのような効果や違いがあるのか特徴と利点をまとめてみました。それぞれの違いを知ればカタログの効果が倍増するでしょう!

紙のカタログ

カタログの必要性のイラスト

実際に手にとって用紙の質感を感じながら眺めることができる紙カタログ。
お客様の環境にかかわらず、時間や場所を選ばずに、能動的なアプローチができるメディアです。

紙ならではの加工でブランディングが行える

その形、素材、手触りで企業イメージを演出できるのは印刷物ならでは。
たとえば、他社との差別化を図りたい場合、変形サイズにするなどの工夫でインパクトを与えることができます。

さらに、特色や箔押しなど紙ならではの加工をすることでお客様にプレミアムな印象を与え、物理的な重さと立体感をもってお客様にアピールすることも可能です。

企業のブランドイメージを強く記憶に残してもらえれば、製品の売上や受注に繋がる可能性もあるでしょう。

色調や質感などをより忠実に伝えられる

デジタルのカタログの場合、PCやスマホ・タブレットなど、お客様の閲覧状況によってどうしても見え方が変わってきますが、紙のカタログならば正確な調整の上、印刷を行うので色の再現性が高く、より正しい色味や質感を伝えることができます。

たとえば建材や部品、家具の生地など微妙なニュアンスの違いが大切な商材には、最適なプレゼンテーションとなります。食品であれば重要なシズル感(瑞々しい感覚)を余すことなく表現できます。

物理的な”モノ”として見つけやすい・記憶に残りやすい

現実に冊子として存在する紙のカタログ。
手で触れて読むことで、紙の触感や厚みなど、触った記憶が残りやすいという利点もあります。

紙のカタログは、「あのページの右上にたしか載っていた」「背景に水色が敷かれていたような…」などという「五感を使った記憶」で、製品を必要なときに思い出してもらえる可能性が高いのです。

また、付箋を貼ったり、メモを書き込んだりとデジタルでは面倒なことも行いやすいのが紙のカタログならでは。ページをめくるうちに目的以外の製品に気づくなど、新しいニーズを掘り起こすこともできます。

デジタルカタログ

デジタルカタログの必要性のイラスト

SDGsなどの取り組みで紙の排出を減らす動きもあり、近年ではデジタルカタログの利用も増えています。スマホ・タブレットなどデジタル機器が身近になることで閲覧のハードルが下がり、顧客に気軽に見てもらうことができます。

デジタルカタログの利点を、いくつか抜粋して紹介します。

印刷・配送などのコストを削減できる

紙のカタログでは印刷工程や保管・輸送などカタログがお客様に届くまでに費用が発生していましたが、デジタルの場合それらの工程が不要になるため、時間や費用を削減することができます。

また、万が一誤りがあった場合も刷り直しなどの手間はなく、リアルタイムに更新を行うことでクレームや問い合わせの手間をなくすことができます。

配布部数に関係なく一定のコストで多くのお客様に届けられるのも魅力です。

インターネットに接続可能な端末さえあればいつでも閲覧可能

デジタルカタログはインターネットにアクセスできる環境とデバイスがあれば、時間や場所を選ばずに閲覧することができます。

検索エンジンやブックマークから、職場や家、移動中であっても希望の情報にアクセスできるのは、お客様にとって最大の利点です。

共有・拡散がしやすい

デジタルカタログをネット上に公開しておけば、必要なお客様がいつでも閲覧できるほか、リンク共有を通じて別のお客様に紹介するなど、情報の拡散が可能です。今までリーチしづらかった有望顧客にも情報が届く可能性が高まります。

また、オンライン商談など実際に会うことができない場でも画面上で共有することで営業資料としては効果的です。

その他のメリットに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

カタログを活用した企業の成功ストーリー

優れたカタログは、お客様だけでなく社員にとっても営業活動の助けとなります。
ここでは紙・デジタルカタログを用いることで成功に結びつけた企業様の事例をご紹介します。

情報が網羅された総合カタログで、お客様の製品探しだけでなく社員の営業活動もサポート

劇場イスをはじめとした公共施設の家具の製造・販売を行うコトブキシーティング株式会社様は、販促の基本となる総合カタログの完成により目的に合わせた効果的な販売戦略を確立されました。

ほぼ2年ごとに総合カタログを発行していていましたが、2017年の大幅な刷新時に若手の営業担当者から要望を聞くと、「製品知識・経験の少ない若手社員にとっては総合カタログが営業活動のベースとなるため、製品の詳細、技術資料や事例写真を数多く掲載してほしい」という要望が多く挙がってきたそうです。

「情報量が多いカタログ制作を依頼するには、数百ページにも及ぶカタログ制作をこなした実績がある会社でないと難しいのでは」と考えご相談いただいたのがタクトシステムでした。

総合カタログを制作後、若手社員の方の営業活動をより上手くサポートできるようになり、さらに目的や用途に応じて情報量や見せ方を変えた様々な販促物で販促の多様化を図っておられます。

紙から電子へ 働き方の変化にも対応可能なカタログで営業を後押し

事業所向けコーヒーサービス事業やボトルウォーターサービス事業、クリーンケア事業などを行う株式会社ダイオーズ様は、全社的なペーパーレス化の方針に則り、カタログ改訂時に電子カタログへの変更を検討されていました。

内容・形式ともに大きく変更するために、カタログ制作と電子化両面で実績のある会社を探していたところタクトシステムが見つかったそうです。

情報量が多いという懸念がある中で、現場の声を反映したタイムリーな特集ページを設け、お客様が使いやすい情報が整理されてスッキリとしたデザインに仕上がりました。

デジタルカタログを作ったことで、オンライン商談でも活用でき、URLを送付して、お客様の好きなタイミングでアクセスしていただくなどの活用をされています。

まとめ


伝えたい情報量や顧客層によって、紙のカタログ、デジタルカタログともに活用は様々です。

情報量を増やして営業のサポートをする。
質感を高めてブランドイメージを高める。
長期に活用していただくために総合カタログを充実させる。

それぞれの目的に合わせた優秀な営業マンとして、カタログを活用してはいかがでしょうか。

パートナー選びに悩んだらタクトシステムへご相談ください!

タクトシステムではお客様が抱える課題・要望に対し、カタログ価値の向上を実現してきました。カタログは売上げに貢献することがゴール。
目的を叶えるカタログプランニングをご提案します。



誌面づくり以外もサポートいたします!

商品の魅力を理解しやすいデザイン・実用性を兼ね備えたカタログのご提案
企画~デザイン~DTPデータ作成/校正・校閲~印刷納品までワンストップ
クロスメディア展開(電子カタログ・動画制作・WEB制作)


 

お客様の声をいただいています!

完成した総合カタログは、社内アンケートでも85%が使いやすいと回答しており、お客様の評判も非常に良いです。(コトブキシーティング株式会社様)

会社の顔とも言えるカタログで品質やものづくりの精神を訴求できたことは、大きな第一歩だと思います。(株式会社YDM様)

Webサイトや会社案内の延長ではなく、もっとビジネスに直結した新しいツールについても検討していければと思っています。(株式会社第一工芸社様)

 
 

お問合せ

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タクトシステム制作チーム

タクトシステムの制作チームです。 大型カタログをはじめとする多様な制作物を手掛けています。 正確さとスピードが求められる制作業務を効率的に進めるため、日々創意工夫を重ねています。 企業の販促担当者様に向けて、専門的なノウハウを提供します。

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