カタログの活用法

【制作実績】自動車整備機器メーカー製品カタログ

安全自動車株式会社様 会社概要

設立 1918年5月3日
資本金 1億円
従業員数 364名(2019年10月1日現在)
事業内容 自動車整備機器・検査設備の企画開発、製造、販売およびサービスを提供する機器メーカー。国内をはじめ海外にも展開し、商品からアフターサービスまで幅広く対応。
URL https://www.anzen.co.jp/

動画・カタログ・Webサイトを1社で制作することで大規模展示会の企画運営と通常業務の両立を実現

通常の販促業務の傍らで、業界最大イベントの企画制作を行うには人数・時間・経験等が足りない

弊社に対する理解力が高く、効率的かつ柔軟な対応が期待できる制作会社に展示会ツール一式を依頼

1社にお願いしたことで社内作業を軽減。良好なコミュニケーションでスケジュールや品質も管理

今回の動画制作実績をステップに、多様なプロモーションツールの展開を目指す

課題-隔年で開催される業界最大イベントへの対応に苦慮

安全自動車株式会社
営業企画部 販促企画グループ

お話を伺った方

安全自動車株式会社
営業企画部 販促企画グループ 四日市様
営業企画部 販促企画グループ 慶野様

弊社は自動車整備用機械工具や車検機器システムの製造・販売を行っており、業界最大の展示会となるのが隔年で開催される「オートサービスショー」です。国内外の各種自動車整備機器が一堂に集まり、各社が新製品を披露する場となっています。

販促企画グループの通常業務は、Webサイトや製品カタログ、ユーザーレポートなどの企画制作が中心です。オートサービスショーは2年に一度とはいえ大規模な展示会のため、準備・運営にはかなりの労力が必要となり、通常業務をこなしながらの展示会の運営、ツールの企画制作は、人数や時間の問題で大きな負担となっていました。

企画は半年ぐらい前から始めるのですが、オートサービスショーに合わせて新製品の開発を行っているため、展示製品の内容も直前まで定まらず、ツール制作には社内・制作会社ともに迅速かつ柔軟な対応が求められます。

本来なら、制作会社に製品特徴やコンセプトをきちんと説明するべきなのですが、なかなか十分な時間は取れませんでした。そのせいもあるとは思いますが、こちらが構成書や台割で細かく指示しないと制作会社に意図が伝わらず、その作業でさらに私たちの負担が増える、という悪循環に陥っていました。

特に動画については2017年まで社内で製作実績がなく、知識やスキルが不足していました。イメージはあるものの、具体的にはどのように表現したらいいのかわからず、動画によるPRの必要性が高まるなか、効果的な動画の企画は弊社の課題となっていました。

選択-クライアントに寄り添う姿勢を評価し、販促ツール一式を依頼

タクトシステムさんとは、2015年のオートサービスショーがきっかけでお付き合いが始まりました。同業他社のWebサイト製作実績があるとのことで興味を持ち、2016年から自社のWebサイト製作もお願いしています。

紙媒体は、2017年のオートサービスショーのガイドブックからです。出展されていた販促エキスポで見た動画や販促物のデザイン性に魅了され、コンペに出ていただきました。結果的には、デザイン力はもちろんですが、車に詳しいデザイナーの方を担当にしていただくなど、弊社に寄り添った提案が決め手となりました。制作時も、打ち合わせから発刊まで柔軟かつ丁寧に対応いただき、例年以上にスムーズに制作を進めることができ、2019年のガイドブックは継続してタクトシステムさんにお願いしました。

悩んだのは動画です。初めて制作した2017年は満足のいかない部分が多かったため、タクトシステムさんにも参加いただき4社コンペを行いました。前回の反省から、コンペの際も「展示会だけではなくその後も使える動画にしたい」「アニメーションやイラストなど、動画の表現力を活かした内容にしてほしい」など、こちらの要望を明確に伝えました。

タクトシステムさんは、コンペに参加した会社で唯一、今回のブーステーマ「つなぐ整備 つながる未来」に込めた想いを事前にリサーチされるなど、弊社を理解しようという姿勢が強く感じられました。また、提案に必須ではなかったにも関わらず、「つなぐ」をコンセプトにした短い動画も作って来てくださり、その内容を見て期待に応えていただけるのではと実感することができました。

イメージ動画を制作してくれた会社はもう1社あり、選択には最後まで悩んだのですが、タクトシステムさんは過去の制作時も柔軟に対応してくださり、制作を円滑に進めた実績があること、Webサイト・カタログ・動画と販促ツール全般を1社にお願いすることで、製品等に関する説明が最低限で済み、効率的な制作が期待できることからタクトシステムさんに決定しました。

クライアントに寄り添う姿勢を評価し、販促ツール一式を依頼

制作-良好なコミュニケーションと効率的な役割分担で短納期をクリア

オートサービスショーの販促ツール制作は、とにかく時間に余裕がないことと、直前まで修正が入るという点で、タクトシステムさんにはスケジュール面でかなりご苦労をおかけしました。それでも、定例ミーティングで常にスケジュール調整や意見のすり合わせを行ったことで、お互いの認識に祖語が生じることがなかったと感じています。

さらに、制作物の内容については動画のディレクター、カタログのデザイナー、編集担当など、各担当者と直接やりとりし、スケジュールに関しては営業の方が締切りを管理してくださることで、それぞれの役割が明確になり、コミュニケーションもスムーズだったと思います。また、まとめて制作をお願いしたことで、画像や文章の転用もタクトシステムさんが自主的に進めてくださり、弊社の作業をかなり軽減することができました。

今回動画については、トータルな内容の動画1本と、展示ブースの各コーナーで実演の際に流す映像のカウントダウン動画を作っていただきましたが、いずれも「つなぐ」をコンセプトに表現していただいたことで、わかりやすく、満足のいく内容となりました。

社内アンケートでも、「ストーリー性を感じる」「印象に残る」「他社と比べてもカッコ良かった」など、非常に評価が高かったです。2019年のオートサービスショーでは、動画はもはや必須となっており、今回クオリティの高い動画で製品をPRできたことは、対外的にも訴求効果が高かったと思います。

良好なコミュニケーションと効率的な役割分担で短納期をクリア

展望-今後につながる多様なプロモーションツールの提案に期待

タクトシステムさんには、現在お願いしているWebサイトについて、今はどのようなデザインが流行っているのか、どのようなサイト構成が主流か、などのアドバイスをいただきたいと思っています。会社イメージもありますので、提案いただいても採用できないものもあると思いますが、色々な面で見直しを行っていきたいです。

また、今回の展示会で動画の実績を作ることができたので、今後は動画をもう少し様々な用途に広げたいと考えています。社内では、新人をはじめとした社員用の研修ツールに動画の採用を検討しています。現在は紙のリーフレット、提案書が主なツールですが、それを読んだだけでは理解できない部分もありますし、大量の資料を読み込む時間もなかなか取れない。

特に弊社の製品は機材も大きく、実機を体感してもらえる機会が少ないので、動きのある動画は製品を理解する上で非常に効果的で、社員のスキルアップに役立ちます。今の動画は社内で制作した試作レベルですが、今後はお客様のためのツールとしても使えるような動画が欲しいという希望もあり、いずれはプロに制作をお願いすることも考えています。

タクトシステムさんは、常に最新のトレンドをデザインに取り入れ、多様なプロモーションツールを手がけていらっしゃいます。弊社も、様々なユーザーに訴求する効果的なプロモーションを実施していきたいと思っていますので、今後も豊富な知識と幅広い分野での実績を生かしたご提案を期待しています。

制作物

ANZEN GUIDE BOOK
【第36回オートサービスショー2019】
A4 20p

オートサービスショー用動画
別画面で動画を確認できます

ウェブサイト(オートサービスショー特設ページ)
別画面でサイトを確認できます

  • この記事を書いた人

近藤正成

企画営業本部所属。業務効率化や集客・販売促進活動支援などをお客様の課題にあわせてわかりやすくご案内しています。

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